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2006年11月29日水曜日

自殺する女性15万人、家庭内暴力が原因(中国)

中国の情報で、日本と人口は大きく違うのだが、その数の多さに驚いた

「中国で自殺する女性は年平均で15.7万人に達しており、家庭内暴力が最大の原因だ」
【詳細情報】
自殺する女性15万人、家庭内暴力が原因 2006/11/28(火) 18:52:34 [中国情報局]


MSペイントだけで信じられない絵を描く男

心理とは関係なのですが、感動したのでご紹介

とにかくリンク先のページを見てみて下さい!

MSペイントだけで信じられない絵を描く男 | p o p * p o p

いじめについて(その2)

『「いじめ」について(その1)』の続きです。

1).なぜ、親しみを持てない相手を排除しようとするのか?

これは、基本的には、「ストレスを感じたときに、それにどのように対応するのか」ということと同じように思います。

自分の心に意識が向けば、「自分はどうしてこんな事がイヤなのだろう!」「どうして、自分は我慢できないのだろう!」と自分を責める事になりがちです。

自分以外に意識が向けば、問題と認識する人を変えようとしたり、その人を排除しようとするしか、そのストレスに対処する方法はありません。

ここでは詳しくは説明しませんが、これは、神経症や恐怖症に陥る心理に似ています。


そこには、『自分の考えや気持ちを強く主張するしか解決する手段は無かった』という事情があるのだろうと考えています。


このような心理のとき、周りの力関係によっては、「変なやつ」というレッテルを貼られて、いついじめられる側に変わってもおかしく無い状況であるかもしれません。

「仲間」という集団によって「強者」の立場が形成されていた場合、その役割の変化は、割合容易に生じるのかもしれません。

人間関係に影響が大きそうな体力饒舌などの個人の能力によって「強者」の立場を維持できる人がいじめを行っていた場合は、役割の変化は起き難いかも知れませんが、学校という枠を離れて社会に出たときに、自然に生じる孤独といういじめによって、行き詰ってしまうのかもしれません。



2).どうして、誰からも親しみをもたれないようになってしまうのか?

おかしなことに興味を持っていても、それを相手に伝え、また、相手の興味を受け入れたりするようなコミュニケーションが出来ている場合は、「変わったやつ」と呼ばれても、そこには親しみのニアンスが含まれている場合がほとんどだと思います。

しかし、自分の考えや気持ち表明することが無いと、対する人にとっては、何を考えているのか分からない「変わったやつ」になってしまい、親しみをもってもらうことは難しいことが多いような気がします。

そこには、『自分の主張を飲み込むしか解決する道は無かった』という事情があるのだろうと考えています。

何も表現できなくなってしまい、その結果、その心境が、おどおどした態度として、表現されてしまうのかもしれません。

また、何も表現できなくなるほど追い詰められていない場合でも、とりあえず、ニコニコしたり笑ったりするしか出来なくなってしまっていることもあるかもしれません。

しかし、いつも愛想良く笑っていても、「何を考えているのか分からないらない」とレッテルを貼られてしまってもおかしくない微妙なラインで、一人孤独に戦っているような状態に置かれているのかもしれません。

いじめる側にも、いじめられる側にも、「自分の気持ちを普通に表現しても、相手に伝わらなかった」という事情があったということでは、心に持つ傷は同じなのだろうと思います。


私は、「いじめをなくす」というスローガンに、違和感を感じています。

安直に「いじめをなくせ」ということは、「嫌いな人を好きになれ」とか「つらくてもつらいと感じるな」と言っているのと同じことだと思います。

でも、苦手な人は苦手だし、つらいときはつらいのです。

それを言わさないようにするということは、彼らがそうなってしまった原因の『素直な気持ちを受けとめてもらえなかった』という環境を強化するだけだと思うのです。

仮に、学校生活において、「いじめ」と分類される行為をリストアップし、それらの行為を禁止したとしても、それらは自分の気持ちを偽って行動させる事でしかありません。

たとえそれが実現しても、本音の無いところの猿芝居をしながら学生生活を送ることになるだろうと思います。

社会に出たあと、そんな猿芝居を続けられるわけはありません。

「親しみを感じない人」との人間関係は避けて通るわけにはいきません。

学校は、社会の縮図です。色々な人がいて、そのために、色々な人間関係の中での出来事が起こるのです。

ですから、学校生活は、社会に出てからの人間関係予行演習になると思います。

学校での生活では、本当に多くの人間関係にさらされ、様々な出来事を経験することが出来ます。

もしかしたら、社会に出てから経験するほとんどのパターンを経験することができるのかもしれません。

ですから、そこで起きる出来事を防止するのでは、予行演習にならないと思います。

どんなつらいことが起こっても、そこから心が救われる練習をするのが、学校生活の本当の意味なのかもしれないと思います。

そして、学校生活の予行演習が家庭です。

どんなつらいことが起こっても、そこから心が救われるという経験をすることが大切だと思うのです。

『心が救われる』、それは、一人きりで我慢したり、一人きりで頑張ることではないと思います。


【ヒント】

「おもちゃは買わない」と約束した自分の子供が、おもちゃ屋の前でダダをこねて泣いてしまったら、みなさんは、どうしますか?

子供におもちゃを買ってあげますか?

おもちゃを買ってあげずに我慢させますか?

たぶん、正しい対応はそのいずれでもないのだろうと思います。

みなさん、ここで一旦立ち止まって、「心が救われる」とはどういうことかを、ゆっくりと考えてみませんか?

※詳しいことは、「心のマニュアル」の説明を参考にしてみて下さい。(長くて、読み難いですが(^_^;))


現在の社会の論調のままに対策を進めていけば、学生のためのいじめ禁止法ができるかもしれません。

しかし、そのような対処では、新たな歪を子供社会に生じさせるかもしれませんし、たとえ子供のうちは上手く規制できたとしても、そこでひたすら我慢を強いられていた子供たちが社会に出たとき、大人社会のいじめがより深刻な問題になりそうな気がしてなりません。

挙句には、「大人の為のいじめ禁止法」などを作るようなことになってしまうかもしれませんし、実は、既に、もう、その兆候は現れていると感じます。

法律で、行動だけでなく、気持ちまでが規制される世の中になってしまうのではないかと、本当に心配です。

2006年11月28日火曜日

いじめについて(その1)

これから書くことは、一つの仮説に過ぎず、「いじめ」の全てがこのように説明できると言っているのではないことをご理解頂いたうえでお読みください。

いじめについて考えることはとても難しいところがあります。

その理由は、いじめを定義することがとても難しいからです。


一般的に使われている「いじめ」という言葉を主語にして話をすると、その実体を曖昧にしたまま議論が進んでしまいがちになり、そこで目に付く「弱者と強者」という関係性ばかりに着目した議論に陥ってしまいがちなような気がします。

そこで、まず、「いじめ」という言葉を、排除する事を試みてみます。

いじめとは、単純に場合分けすると、次の4つの場合が考えられます。


受ける側の主観
働きかける側の主観
備考
(1) いじめられていないと感じること いじめていないと感じること  
(2) いじめられていないと感じること いじめていると感じること (注1)
(3) いじめられていると感じること いじめていないと感じること  
(4) いじめられていると感じること いじめていると感じること


実際の場面で(2)の状況があるのかどうかは分かりませんが、仮にあっても、本人が苦しくは無いので、特に考えなくても良いかもしれません。
(ただ、本人が「つらい」ということに気付いていないだけの場合も多いような気がします。(注1))

(注1)
本当は苦しいのに、苦しくないことにして、立ち向かっている場合があります。

それには、苦しくないことにしなければやって来れなかった事情があるので、自分が苦しいと感じていることに気付けず、成人した後に、神経症やうつなどの状態に陥って、ようやく気付くようなことが多いと感じています。

苦しい事に気付いた時の衝撃は大きいことが多いので、一人で解決しようとせずに、迷わず、他の人の力を借りようとした方が良いと思います。

ですから、一括りに表現してしまっている「いじめ」は、実は(3)か(4)の状況に区別できることを、まず、理解しておくことが大切です。

ただ、この表では、まだ、「いじめ」という概念から離れていないので、「いじめ」という言葉を、他の言葉で表現しようとしてみます。

この表を、「いじめられていると感じる」「いじめられていないと感じる」かという違いは、受ける側の人が「つらい/イヤだ」と感じるとき、そのような気持ちにつながった行為のことを、受ける側にとって「いじめ」と表現していると解釈してみます。

また、「いじめていると感じる」「いじめていないと感じる」という働きかける側の感覚については、相手に対して「親しみの感覚」があるかどうかによって区別できると考えてみます。


受ける側の主観
働きかける側の主観
(1) つらくない/イヤじゃない 親しみの感覚がある
(2) つらくない/イヤじゃない 親しみの感覚が無い
(3) つらい/イヤ 親しみの感覚がある
(4) つらい/イヤ 親しみの感覚が無い

このように表現してみると、「いじめ」という共通認識できる行為があるという雰囲気から離れて、個人個人の気持ちに焦点を当てて考えられるようになってくると思います。

(3)の場合、「いじめを無くす」為には、次のことをどのように実現するのかを、当事者同士が話し合えば、対処できそうな気がします。
  • 相手がどのように感じているのかを知る。
  • もし、その相手が「つらいと感じている」ということを知ったとき、その相手につらい思いをさせることは繰り返さないようにする
この場合の解決は、受ける側が「つらい」と感じていることを相手に伝える事から始まるということを念のために書き添えておきます。

しかし、(4)の場合は、更に掘り下げて考える必要があります。

相手に親しみの感情をもてないときに、人は、どのように対処する場合があるかというと、次の2通りが考えられると思います。

a).特に関わろうとしない

b).相手を排除しようとする

a).の場合は、一見、特に問題は無さそうなのですが、「受ける側の人」が、誰からも親しみを持たれなかった時に、孤立してしまう(ネグレクト)状況を生み出してしまう恐れがあり、その結果、辛く感じてしまうので、これもいわゆる「いじめ」状況を作り出してしまいます。

そこで、次の2つのことを理解することが大切だと考えています。


1).なぜ、親しみを持てない相手を排除しようとするのか?

2).どうして、誰からも親しみをもたれないようになってしまうのか?


この 1).と 2).を考えていくと、「いじめられる側」だけでなく、「いじめる側」の心も救われる必要性が浮かび上がってきます。

詳しくは、次の『「いじめ」について(その2)』で説明します。

2006年11月24日金曜日

タイの僧侶がペニス切断、医師による再接着を拒否

煩悩をすべて断ち切ったというタイの僧侶の行動に関する記事
この僧侶は、瞑想中に勃起したことが切断の理由とした上で、煩悩をすべて断ち切ったのだから再接着の必要はないと話したという。
【詳細記事】
タイの僧侶がペニス切断、医師による再接着を拒否 | エンタテインメント | Reuters.co.jp
さて、この僧侶を今も悩ませている煩悩がある。

それは何か?

2006年11月23日木曜日

DV被害者の自立支援へ 政府の再チャレンジ総合プラン

「再チャレンジ支援総合プラン(仮称)」に関する記事
パートナーによる暴力(ドメスティック・バイオレンス、DV)の被害者を、支援対象として明記する方針を固めた。「女性の再チャレンジ」の一環として位置づけ、積極的な就労支援などで自立を支援していく考えだ。
【詳細記事】
asahi.com:DV被害者の自立支援へ 政府の再チャレンジ総合プラン - 社会
この記事を読んで、DVのことではなく、一般的な事として、思ったことを少し書かせて頂く。

勉強不足で詳細は知らないのだが、「再チャレンジ支援総合プラン」について何となく感じていることなのだが、

・この時代の社会が「悪」と定義したこと(人)によってダメージを受けた人を救済することに主眼を置いている

・そして、「悪」に分類に属されたこと(人)は、これからも「悪」であり続けるという前提は変わらない
というようなことを言っているような気がする。

もちろん、「弱い人を救済する」ということはとても大切なことだと思う。

しかし、

・「悪」の心が救われて「善」の心に変わり、再出発する

そんな再チャレンジが無ければ、被害者救済の仕組みをいくら整えても、弱者や被害者に該当する人が入れ替わるだけで、誰かが辛い思いをするという繰り返しは何も変わらないのではないだろうか・・・。

おばちゃんら1万人対象に値切り行動調査 大阪の学生

東京・池袋で9月下旬行われた、ブランドのかばんなどの中古品市で、関西の大学生が店を回り、来場者に値切り行動のアンケートを行ったという記事

asahi.com:おばちゃんら1万人対象に値切り行動調査 大阪の学生 - 暮らし

関西人としての私の感覚だが、『値切る』というのは、一つの目標ではあるのだが、それは、『きっかけ』にすぎないような気がする。店員が持っている興味深い話を引き出し、買い物が完了するまでにどれだけ笑えたかの方が大切なように感じる。

だから、関西の人は、値切ったときに、店員との何の会話もなく1分で原価割れまで値引いてもらっても、ガッカリして、その店には、たぶん、必要が無いときには行かないのかもしれない、或いは、その商品は買わないのかもしれないとさえ思う。

みんなに聞いたわけではないので、当てにならない私の勝手な想像にすぎないなのだが、関西の人の買い物のパターンには、欲しいものを買う時に値切るという以外に、
・用も無く店に立ち寄り、
・買う気も無いのに話すきっかけの為に値切ってみて、
・楽しい時間を過ごせたら、
・買う気が無かったものをつい買ってしまう
というもので、そこには文化的な雰囲気があるのではないかと思う。

記事のアンケート結果の数値にも、そんなことが表れているような気がした。

これを読まれた関西出身の方、どう思われますか?

2006年11月19日日曜日

虐待 繰り返さないために

子供を虐待する親の心理に関する記事

 「おむつはずしに失敗した」「冷蔵庫を勝手に開けて盗み食いした」「うそをついた」……。子どもに傷を負わせ、時には死に至らしめてしまった保護者の言葉が明らかになると、「なぜ、そんなことで?」と問いたくなる人は多いのではないか。
【詳細記事】
「こども←→おとな」[虐待 繰り返さないために](2) 追い詰める「小さなこと」 : ニュース:育児ネット:教育 子育て : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

記事を読んで、孤独な子育てによって、知らず知らずのうちに、『普通』との戦いに追い詰められてしまうのかもしれないと、涙が出そうになった。一人きりで頑張りすぎないで、つらい気持ちを分かってくれそうな、誰かと話して!

自己を「意識」するロボット、米大学で開発

自己を「意識」するロボットを米大学で開発したという記事
関節に内蔵されたセンサーを使って自分の動きを観察し、内蔵コンピュータで自己概念――あるいは、少なくとも物理的な構造の概念――を作り出すロボットを作成した。
【詳細記事】
ITmedia News:自己を「意識」するロボット、米大学で開発
もし、ロボットが自己を主張するようになった時、

心の有無を確かめる事はできず、

ややこしいことになるのかもしれない。


仮に、それが本当の心だった としても、

人が心を作ったのではなく、

そこに心が芽生えたということなのだろうと思う。


人が誤った万能感に支配される日が来ない事を祈る。

2006年11月15日水曜日

いじめ、テレビやゲーム漬けが影響か 京大など調査

いじめ、テレビやゲーム漬けが影響している可能性があるという記事
1日のテレビ視聴が1時間以内の子に比べ、4時間以上の子がいじめをした経験は、高校男子で1.2倍、同女子で1.4倍多かった。ゲームの時間や携帯電話のメール交換頻度でも同じ傾向が出た。
「テレビやゲーム漬けの状態が攻撃性を育て、人間的なつながりの薄さが精神的不安定を引き起こすことで、いじめが生まれる可能性があるのではないか」と分 析。「学校や保護者が加害者と被害者の意見に耳を傾け、テレビ、ゲームに触れる際のルールづくりが必要だ」と話している。
【詳細記事】
asahi.com: いじめ、テレビやゲーム漬けが影響か 京大など調査 - 関西
直感でしかないが、個人的には、テレビやゲームは、コミュニケーションが苦手な子供たちの逃げ場としての役割を果たしているような気している。

もし、何の解決も無いままに、それらを取り上げてしまうと、逃げ場を失った子供たちは、孤独感に打ちのめされたり、無防備な状態でコミュニケーションにさらされ、いじめなど人間関係の問題が増大しそうで心配だ。

人の行動や考えは自然だ。現状の様々な要因によって、今の考えや行動につながるのだろうと思う。

だから、行動や考えを制限したところで、要因が変化しなければ、そこには新たなストレスの蓄積が起こるだけなのかもしれない。

『いじめ』に焦点を当てれば、テレビやゲームは、その要因と考えられなくもない。

しかし、「テレビやゲームに多くの時間を費やす」ということに焦点を当てれば、また、別の要因が浮かび上がってくるのではないだろうか。

今の子供たちには、遊びたいと思ったときに、公園や空き地に行ったら、いつでも誰かが遊んでいるという環境があるだろうか?

遊びの無い空間で、情報 や知識を会話によって共有することでは、心のコミュニケーションにはつながらないような気がする。

今の子供たちには、ゆとりをもって勉強することではな く、無心にみんなで遊べる時間や空間と、そこでの様々な体験が必要なのかもしれない。

ダイエットのカギは「潜在意識」

「ダイエットのカギは、潜在意識の仕掛けを理解することだ」という記事
CNN.co.jp : ダイエットのカギは「潜在意識」と 米研究者が新著 - サイエンス
人は、自分が食べた食物の分量を、

自分の胃の満腹感よりも、

ビジュアルなどのイメージによる情報を重視して把握する場合がある

ということのようだ。

ウリ銀行「友人の多い人を採用します」

これからの韓国社会では、学歴よりも、仕事に対する能力や情熱がより重視されていくだろうという記事
「交友関係や先輩・後輩関係の円満な人は営業成績もよいことから、このような評価を導入することにした」
【詳細記事】
【ニュースブログ】ウリ銀行「友人の多い人を採用します」 朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)
社会には、実情やなぜか出来上がってしまった雰囲気がある。

その実情や雰囲気を認識せずに、

日本のように、教育に対する理念だけで改革を行おうとしても、

社会と教育は乖離し、結局、社会に合った教育に戻っていくだけなのかもしれない。


教育を改革するのではなく、社会が変われば、

それにつられて教育は自然に変わっていくのかもしれない・・・、


そんなことを感じた。

2006年11月11日土曜日

神への挑戦?英研究機関がDNA操作でヒトと牛のハイブリッド児の生成認可を政府に申請

英研究機関がDNA操作でヒトと牛の合いの子を作りたいと言っているという記事

同研究所ではヒトのDNAを牛の卵子に組み込むことによってヒトと牛の両方の遺伝的性質を持つ胚を生成。この遺伝子操作によって作られた胚をパーキンソン病やアルツハイマー病の研究に利用したいとしている。
【詳細記事】
Technobahn - その他: 神への挑戦?英研究機関がDNA操作でヒトと牛のハイブリッド児の生成認可を政府に申請

心理関連の話題ではないのだが、ちょっと感じるものがある・・・。

心の病、先生に広がる(大阪府)

大阪府教委は「休職を繰り返す教員は大きな課題」との認識し、その対応を検討しているという記事
府教委によると、保護者対応や学級運営の難しさなどで「心の病」になる教員は年々増加。病状の改善が困難な場合は退職勧奨や分限免職も含めた対応をとる一方で、職場復帰の支援プログラムを今年度中に策定する考えを示した。
【詳細記事】
Sankei Web > 大阪 > 心の病、先生に広がる 府教委(11/10 07:45)
現代社会は、個々に事情を理解するより、

ひとくくりの『分類』にまとめて、その分類に対して、対策をとりたがる。


しかし、問題は、それに関わる個々の当事者達の間にあり、

解決もまた当事者達の間でしか起こりえないのではないのだろうか。


教育委員会に限らず、組織においては、

管理部門が『分析』という名のもとに問題を作り出す。


だが、当事者不在の実体のない『分類』について、

問題や 原因を考えたところで、意味があるのかは疑わしい。


しかし、問題や原因は結論付けられ、その対策が指示され、

現場はそれを受け入れざるを得ない。


そして、 現場で解決したい事、解決できる事は後回しになる。


組織が出来た時点で、このような状況が生じるのは必然なのかもしれない。



『管理部門が、それを現場に任せらず管理したくなる理由』、

それは管理部門の抱える悩みから生じるのかもしれない。


そんな状況の中で、社会復帰の為に苦しい中頑張ろうとしている人たちの希望が、

また一つ、奪われてしまう・・・。

2006年11月10日金曜日

ウニ:遺伝子数、ヒトとほぼ同じ 欧米研究チームが解明

全く違うと思っていたウ二とヒトの遺伝子が、わりと近いという記事があった。
 ウニのゲノム(全遺伝情報)の解読を、欧米の研究チームが完了。遺伝子数はヒトとほぼ同じ2万3000個で、遺伝子の70%がヒトと共通していた。研究チームは「遺伝子レベルでは、ハエや線虫に比べヒトに近い。
 解読によると、ゲノムの大きさを示す塩基数は8億1400万対でヒトの4分の1。チンパンジーとヒトは99%の遺伝子が共通しているが、ハエとヒトは40%。
 ウニは、せきつい動物と共通する祖先から5億2000万年前に分かれたと推定されていて、また、生物の発生過程などを調べる実験によく利用される。
ウニ:遺伝子数、ヒトとほぼ同じ 欧米研究チームが解明-科学:MSN毎日インタラクティブ
マクロで似ていたり、ミクロで似ていたり・・・。

「何をもって、何が似ているとするのか?」と考えると、

ちょっと、楽しくなった記事でした。

2006年11月9日木曜日

足立区の学力テストによる予算配分、撤回へ

『学力テストの成績などに応じて小中学校に配分する予算の一部に差をつける方針』を撤回することになったということだが、まだ、お名残惜しいらしい?
今後は、予算配分に差をつける項目の一部として、テスト成績の前年度からの伸び率を加味する方針
【詳細記事】
Sankei Web > 社会 > 足立区の学力テストによる予算配分、撤回へ 苦情多く(11/08 23:40)
当初の方針の是非はともかく、

本当に価値があると思うのなら、

100件程度の苦情で、

すぐに方針を変更するというのも、どうかと思う。

改めて注目浴びる奇抜なアイデア=地球温暖化防止で

心理とは関係無い記事なのだが・・・

昨今のメンタル的な課題に対する取り組み方と、

構図がとても似ていると感じたので、

ちょっとご紹介

地球温暖化防止対策として、直径約2000キロの超巨大な反射鏡を、地球と太陽の間(地球から約150万キロ)に浮かべ、地球に到達する太陽エネルギーを2%減らすという案。
実現には約3兆ドル(約355兆円)と試算。米航空宇宙局(NASA)の先端構想研究所(NIAC)はこの案をより詳細なものにしてほしいと依頼したという。
【詳細記事】
改めて注目浴びる奇抜なアイデア=地球温暖化防止で(時事通信) - goo ニュース

2006年11月8日水曜日

太陽の状態をリアルタイムに知ることができる

太陽の状況をリアルタイムで見られるらしい。

http://sunearth.gsfc.nasa.gov/sunearthday/media_viewer/flash.html

【詳しい記事はこちら】
リアルタイムに太陽の状態を知るフリーソフト「Solar Weather Browser」 - GIGAZINE

「見てどうするの?」と言われればそれまでなのだが、何だか楽しい!

2006年のしし座流星群

アッシャー博士の論文によれば・・・

2006年のしし座流星群は世界時4時45分に流星雨になる可能性がある

と述べているような気がする・・・。

(英語が苦手なもんで(苦笑))

http://www.arm.ac.uk/leonid/dust2006.html

確かな事は分からないが、

きっと、世界時はグリニッジ標準時とほぼ等しいだろうから、

日本では、昼の13:45。


もし、派手な流星があれば、

昼間でも流れ星を見られることもあるらしいが、

流星予報に誤差があることを祈って、

前夜・後夜の夜空を、少し見上げてみるかぁ~


小惑星、2029年に地球3万kmに接近・衝突の可能性

2029年に、小惑星が地球に接近するという記事

小惑星は「Apofiz-99942」と呼ばれているもので、2029年4月13日に約200年ぶりに地球に最接近し、多数の通信衛星や観測衛星が存在している地球から3~4万kmの離れたいわゆる「静止軌道」を通過すると述べた。
Technobahn - 自然環境: 小惑星「Apofiz-99942」、2029年に地球3万kmの距離に最接近・衝突の可能性も

放物線を描いて飛び去るか、

地球の衛星になるのか、

それとも地球に落下するのか・・・

「あかり」第一回目の全天観測完了間近

衛星「あかり」が11月初旬の時点で、

ほぼ計画通り全天の約70%についてデータ収集を完了する見込みという記事


銀河の生い立ちに迫る ―大マゼラン星雲の赤外線画像―
「あかり」第一回目の全天観測完了間近


「あかり」:ASTRO-F衛星を搭載したM-Vロケット8号機は2006年2月22日6時28分(日本標準時)に内之浦宇宙空間観測所から打上げられたASTRO-F衛星

文科省に『いじめ自殺予告』 小中校で確認急ぐ

文科省に届いた『いじめ自殺予告』手紙への対応に関する記事
いじめ自殺を予告した手紙が文部科学省に届いた問題で、投函(とうかん)先の可能性を指摘された豊島区内の小中学校では七 日、該当するいじめがないかなどの確認に追われた。「学校で自殺する」と手紙に書かれている十一日は土曜だが、同区教委は、校長らが学校に待機して連絡態 勢を確保するよう各校に指示した。
【詳細記事】
文科省に『いじめ自殺予告』 小中校で確認急ぐ 東京新聞

今回の文部科学省の対応によって、

今後、殺到するかもしれない同種の手紙にどう対応するかという、

悩みを抱えた事になるのだろう。


この件に、どのように対応するのかは非常に難しいと思う。

しかし、今回の一連の対応は、

もしかしたら、大人の論理でしかないのかもしれない・・・。


こんな大騒ぎになってしまって、

助けを求めた子供の気持ちが、

更に追い詰められてしまはないことを祈る。

第一次反抗期

第一次反抗期って、こういうことだったのかぁ~と実感しています。

4歳になった悠太に、

「何で、何も言うことをきかないの!」

ここ2・3日、おとうちゃんとおかあちゃんのイライラは最高調。


どうしたもんかと、少し冷静になって考えてみた。

そして、分かったような気がした。

子供は成長している。

そして、成長しようとしている。

でも、親の心には、過去の子供の様子が浮かぶ。

だから、出来ないだろうと思い子供の行動を止めさせようとする。

子供の為だと思い込んでいる。


でも、子供は、成長しているから、

今やっていることを続ければ、

できるかもしれないと思うし、できるようになりたいと思う。


出来なかった頃の子供を見るのではなく、

出来るようになった子供を見るようにすれば、

親の心は穏やかになるのかもしれない。


また、『出来るようになった子供』、

それは、親ができた方が良いと思うことができるようになった姿ではなく、

子供ができるようになろうとしていることが、できるようになった姿なのだろう。


そうしていると、「できるようになった/ならない」という観点から離れて、

「できるようになろうとしている」という姿勢を

そのまま見れるようになるのかもしれない。


子供の『第一次反抗期』というよりは、

親の『第一次子供受容試練期』と言う方が、近いのかも(苦笑)





2006年11月7日火曜日

亀田興毅 ブログ:いじめ問題。

表現は荒っぽいが、彼は正しいことを言っているように感じた

亀田興毅 ブログ:いじめ問題。

小中学校予算に学力テストの結果を反映…東京・足立区

心理とは関係無いが・・・

テストの平均点などから各校を4段階に分類し、各校の独自の取り組みに支出する「特色づくり予算」の配分を、1校あたり500~200万円と格差をつける。
【詳細記事】
小中学校予算に学力テストの結果を反映…東京・足立区 : ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

みなさんはどう感じますか?

2006年11月4日土曜日

ビデオ映像の手ぶれで50人以上が不調

手ぶれのビデオを見ていたら全校生徒約500人中約100人が気分が悪くなったという記事
体育館で映像を鑑賞していた女子生徒100人近くが吐き気などの体調不良を訴えた。うち13人が市内などの病院に搬送され、4人が入院した。いずれも症状は軽いという。
【詳細記事】
女子校で生徒100人体調不良 - 社会ニュース : nikkansports.com

普通だたら、

嫌だったら見ない様にして

悪化を予防できたのかもしれない。



しかし、『学校での行事』ということによって、

自分の意志で自分の行動をコントロールできなくされてしまう

ところがあるのかもしれない・・・。

憂うつな月曜日は、3人に1人が二日酔いのまま出勤!

これは、たぶんイギリスでの調査結果の記事
月曜日は仕事が始まる新たな週の初日であるというストレスから憂うつ感を招きやすく、二日酔いのまま出勤したことがあると認める人は全体の3人に1人であることが調査の結果明らかになった。
【詳細記事】
11/1憂うつな月曜日は、3人に1人が二日酔いのまま出勤! Internet Journey

月曜日の出勤は誰にとっても苦手な事なのかもしれない。


もし、月曜日の出勤前に嫌な気分になったら、

その嫌な気分を責めずに、

とりあえず「やっぱり、行きたくなくなるよなぁ~」

と受容するところから始めてみると良いのかも知れない。

善悪の判断、「鉄腕アトム」の悩みと同じかも。

現代社会の、ある側面からの考察
マニュアル社会となり、全てがコンピュータで管理される社会になって来て、その正否が整合性のみで求められると、この裁量 の部分で、「予期せぬこと」については、「全てエラー」処理させるプログラムしかないのが現実である。この話、実は際限ない広がりを持ってしまう。人の心 をもった鉄腕アトムの悩みである。
【詳細記事】
livedoor ニュース - 善悪の判断、「鉄腕アトム」の悩みと同じかも。

現代の社会が、

『エラー処理を画一化する方向に動いている』

という解釈は、

すごく納得感があった。

業務提携音声認識技術と感情解析技術を連携

コールセンター業務において、

顧客・オペレータ(従業員)両者の会話から生じるストレス減少等、

メンタル面でのサポート

を図るシステムを提供するというプレスリリース
<「音声認識技術+感情解析技術」の主な特徴>
1)顧客とオペレータの会話を分析・抽出します。
?電話応対の音声を、音声認識でテキスト化し、単語単位で感情解析を行います。テキスト化された発話に感情情報を数値化して付加し、会話における感情を分 析することができます。例えば、顧客満足度の観点から、注目度の高いキーワードやクレームでの出現率の高いキーワード等を自動に抽出し、分析することも可 能となります。
?数値化された感情を分析することで、クレームを受けてストレスを感じているオペレータ、または、顧客にストレスを感じさせるような対応を調べる事が可能 です。 前者の場合、オペレータにメンタルケアをする事で離職率の防止に、後者の場合、顧客とのトラブル、企業イメージ低下防止に役立ちます。
2)電話応対において、あらかじめ登録されたNGワード、必須ワード、注目ワード等をリアルタイムに検出可能です。取得したキーワードはFAQ検索、通話検索、入力支援等、様々な形でオペレータ業務を支援します。
  
注)解説
※1 録音した通話をテキスト化AmiVoice® CallScriber
コールセンタの通話録音装置で録音された、顧客とオペレータの会話を音声認識します。ビジネスチャンスの宝庫である顧客との通話をスピーディーにテキスト化します。
※2 電話オペレータを素早くアシストAmiVoice® Assist
電話対応中のオペレータの発話を認識し、関連する情報を能動的に提示します。パソコン操作せずに、オペレータにとって今知りたいFAQなどがすぐに分かるため、つねにスムーズで適切な情報提供が可能です。顧客満足度の向上に貢献します。
※3 感情解析システム「コミュニケータプラス®」
コミュニケータプラスは、感情解析技術を用いて会話音声を数学的に解析し、快・不快という話者の感情の数値化可視化をおこなうシステムソフトウェア。客観 的且つ定量的なデータを導入企業に提供し、顧客満足度向上を目指す企業のコールセンタに、新たな顧客満足度測定の尺度を提供します。
【プレスリリース全体】
株 式会社アドバンスト・メディア アドバンスト・メディアとメッセージワンがコールセンタ向けソリューション事業で業務提携音声認識技術と感情解析技術を連 携させたソリューションを共同開発~顧客とオペレータの会話を数値化し分析、顧客満足度・オペレータ対応の向上を支援~
みなさんは、どのように感じるだろうか?