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2006年12月5日火曜日

いじめ対策費を補正予算計上へ 24時間電話相談を

安倍晋三首相と伊吹文明文部科学相とが会談し、

いじめ問題を踏まえ平成18年度補正予算に対策費を盛り込むことにしたという。

いじめを受けた子どもや保護者から法務局や教育委員会、警察への相談電話について、24時間受け付け態勢を整備する。
【詳細記事】
いじめ対策費を補正予算計上へ 24時間電話相談を|政策|政治|Sankei WEB
恐らく、相談内容は集計され、有識者によって分析され対策が検討されて、

指示される事になるのだろう・・・。

映画『踊る大走査線』での「事件は現場で起きているんだ」というセリフが、

ふと頭に浮かんだ。

最近の傾向

カウンセラーやカウンセリングという言葉を、

心の問題や社会が受け入れられないことを解決する魔法であるかのような文脈で

使う傾向があるように感じている。

井上校長は「外部カウンセラーを通じて児童からさらに詳しく話を聞き、再発防止に努めたい」としている。 
【詳細記事】
[学校いじめ調査せず 田川の小6胴上げ遊び 母親の相談“放置”] / 社会 / 西日本新聞
学校は関係児童らにいじめの有無を尋ねるアンケートやカウンセリングなどを実施。事故はその直後に起きた。
【詳細記事】
カウンセリング直後に事故 男児が脳挫傷の小学校 [CHUNICHI WEB PRESS]

特に、最近、いじめ問題などで焦点が当たっているスクールカウンセラーは、

周囲が『面倒なところはカウンセリングが解決してくれるだろう』と魔法のように期待していること全てを引き受けていては、

今の社会のそんな魔法が解けたとき、

全ての責任を負わされることにならないかと心配でならない。