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2006年10月18日水曜日

いじめ・自殺報道について

マスコミの情報を鵜呑みにする前に、

我々は、ことの本質を理解するために、

まず、個人個人が、一度、静かに考えてみる必要があると思う。


今回書く内容は、筋が通っているのか通っていないのか良く分からない文章になってしまいそうだが、何かのきっかけになればと思う。


話は違うが、『分べん中意識不明:18病院が受け入れ拒否…出産…死亡』のような事態が起こった。

これに対して、ある方は、次のように説明をされている。
【抜粋】
《前略》
また受け入れ病院には非常に重い十字架が架せられています。最近の医療では不十分な体制で受け入れる事も非難される時代になっています。義侠心を出して手 薄な体制で引き受け、結果として不幸な転帰を取った時には「引き受けた方が悪い」と非難の的になります。「なぜもっと万全の体制の医療機関に送らなかった のか」の厳しい批判です。批判は単なる言葉だけの問題ではありません。莫大な賠償金付きの訴訟が待っています。訴訟が起されればマスコミからのリンチのよ うな社会的制裁が待っています。そんなものを受ければ病院の存亡に関わる事態になりかねませんし、担当した医師は医師生命を断たれてしまいます。
《後略》
【詳細記事】
新小児科医のつぶやき - その日が来たか・・・

さて、「いじめ自殺」関して語るにあたっては、

タブーがあると考えている。


マスコミが、そのタブーに触れる勇気を持てないのは仕方がないところもあるが、

勇気が持てないことを棚上げして(というか、自覚できずに)、タブーの番人として居座ろうとし続けているということを、

我々はしっかりと認識しておく必要があるのではないかと思う。



このことを理解していない限り、マスコミからの情報だけでは、

我々は真実にたどり着く事は決してないだろう。



なぜなら、タブーの役割は、真実を覆い隠すことなのだから・・・。


2006年10月15日日曜日

キレる心「指導に限界」

少年少女の『キレる』がエスカレートして、

事件に至ってしまう状況に関する記事があった。


キレる心「指導に限界」 中日新聞 社会


記事の中で次のような非行心理学者のコメントが紹介されていた。


専門家がバックアップできるシステムや施設を考えていかなければ、暴行事件は全国どこの施設でも起こり得る話ですよ

子供の心を扱う専門家の先生たちは、

このコメントをどのように受けとめるのだろうか・・・。

50代が「孫」を代理出産、実母が代理母に

子供が生めなくなってしまった自分の娘の代わりに、

その母親が、娘夫婦の体外受精卵を受胎し、

孫を出産したというニュースがあった。


【詳細記事】
asahi.com:50代が「孫」を代理出産、実母が代理母に 国内初 - 暮らし

母、娘、孫をはじめ、取り巻く親族達の今の気持ち、

そして、これからの気持ちの変化が気になるところだ。

【抜粋要約】
生まれた子供は、遺伝上は娘の子供だが、出産という行為からみれば娘の兄弟(姉妹)にあたり、家族関係の形成の難しさも予想される。
【詳細記事】
50代母、30代娘の卵子で「孫」を代理出産…国内初 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

2006年10月14日土曜日

アカハラ

「アカデミック・ハラスメント(アカハラ)」に関する記事が紹介されていた。


大学などの教育・研究の場で、

自分の権力を背景に、

学生や教員に対して嫌がらせをすることを指すらしい。

【紹介記事】
『アカハラ』深刻 (東京新聞 社会)
もう少し、詳しく表現してみると、次のようになると思う。

大学などの教育・研究の場で、

■権威者が自分の権力を背景に、学生や教員に対して、相手が不快に感じる行為をすること

或いは、

■学生や教員が、『権威者が、その権力を背景に、自分に対して、自分が不快に感じる行為を意図して行っている』と感じること



そして、この2つが必ずしも一致する訳ではないことが、

厄介なところなのかもしれない。

2006年10月13日金曜日

クローン猫売れず、廃業へ 米企業「毛の模様が違う」

心理とはあまり関係ないが、

興味深かったのでちょっとご紹介。

【詳細記事】
asahi.com:クローン猫売れず、廃業へ 米企業「毛の模様が違う」 - 国際

敗因の重要な部分は、

  • 高価だったこと
  • 同じDNAによって生まれたクローン猫でも、体の毛の模様が同じにならなかったこと
と分析しているようだ。


でも、本当の敗因は、

クローン猫に、亡くした愛猫と同じ心同じ記憶を持たせられなかったからなのだろうな・・・」、

そんなことを感じた。



それが亡くした猫ではないと気付いた飼い主は

どのような気持ちになり、どのような行動をとるのだろうか?


今回の試みは2匹の販売にとどまって良かったのかも知れない。


もし、安価で沢山販売されていたら、

『クローン捨て猫』が社会問題になっていたかも・・・。


もし、これが人間に適応されることになったら、

『クローン孤児』が社会問題になるかもしれない。