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2004年12月5日日曜日

親の喜び・子の喜び

普通の人間関係でもそうですが、大人が子供と関わるときに、特に大切だと感じて、気をつけようと思っていることを、少し書いてみたいと思います。

例えば、子供が学校のテストで90点をとって来たとします。
あなただったら、その答案用紙を見て、どのように声をかけてあげますか?

①90点とれて、よかったね!
②100点とれなくて、残念だったね!

この2つの例の、どちらが正しいとか間違っているとかいうことは、今の段階では言えないと思います。もし、言ってしまったとしたら、それは、親の一方的な気持ちだけで反応してしまっていることの方が多いような気がします。

では、その時々においての、その子供にふさわしい言葉の違いは、何から生じるのでしょう?
例えば、その子供が80点を目標に頑張っていたか、100点を絶対に取ろうと思っていたのかによるかもしれません。80点を目標にしていたものの、テスト を受けた実感としては100点がとれるかもしれないと楽しみに思っていたかもしれません。また、毎回、100点をとらなければならないような気がして、と てもプレッシャーを感じて過ごしているのかもしれません。

つまり、その子に気持ちを聞いてみないと、何と声をかけて良いのか分からないというのが、本当のところかもしれないと思います。

子供に、「90点とって、どんな感じ?」と聞いてみて、「嬉しい」と言えば「よかったね!」と声をかけ、「悔しい」と言えば「残念だったね・・・」と声をかけることのような気がします。そして、私も、それが自然に出来るように努力していきたいと思っています。

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