今回は、心理ではなく、ちょっと、趣味がらみのことを・・・。
水槽を眺めながら、「あのフンを、ちょっと取り除きたいんだけど、水換えをするのは面倒だし・・・、まっ、いいか・・・」とスッキリしない気持ちのまま放置することってありませんか?
そんなあなたに朗報です!
っていうか、そんな私に朗報で、嬉しさのあまり、そんな皆さんにも教えてあげようとブログに投稿しています。(笑)
画期的な装置が完成しました!
装置といっても、手作りのとても簡単なものです。
もしかしたら、同様のものが売られているかも知れませんが、自分で作ればかなり安くつくと思います。
材料はペットボトルとビニールチューブだけ。
作り方は、ペットボトルに、ビニールチューブよりも少し小さめの穴を2つあけます。
次に、ビニールチューブを短いものと長いものを別々の穴に差し込みます。これだけ。
「簡単じゃないかぁ~!?」
チューブの長い方を水槽に入れ、短い方に口を付け息を吸いこむと、金魚のフンを口の中に吸い込むことなく、ペットボトルに吸いだすことができます。
「軽い気持ちで、金魚のフンをちょっと吸い出したい!」、そんな気持ちを満足させてくれる一品です。
2009年10月19日月曜日
2009年8月21日金曜日
モンスターになりかけた!?
我が家では2匹の金魚を飼っていました。
「飼っていました」というのは2匹にかかっていて、現在は、夏祭りの金魚すくいの結果、現在は4匹増えて、6匹になっています。
我が家では、赤くて丸い金魚を『赤金(あかきん)』、白い方を『白金(しろきん)』と呼んでいます。
まだ、金魚が2匹だった約2カ月前のことです。
赤金が尾腐され病という病気にかかってしまい、弱り切って瀕死の状態となってしまいました。
金魚が尾腐され病になった時は、薬を入れた別の水槽でしばらく薬浴させて原因となる細菌を死滅させるのが治療手順です。
4~5日の治療の後、赤金を元の水槽に戻した時に、事件は起こりました!
病気で弱り切った赤金を白金が追いかけまわすのです。
治療が済んだとはいえ、赤金の様子は、まだ、弱り切って瀕死の状態のように感じられました。
直ぐに、頭を水面の方に向け、腹ビレを水草の枝に引っ掛けて、動かなくなってしまいます。
今にも死にそうな感じです。
そんな赤金を、白金は追い回すのです。
相性が悪いと言われている丸金(まるきん)と和金(わきん)だったのですが、2年ほど前に金魚屋で買ってきて以来、2匹はいつも仲良く寄り添っていました。
しかし、赤金の病気を境に、そのような状態になってしまったのです。
白金は、赤金を追い回し、赤金のボロボロになった尾ヒレや背ビレを食いちぎります。
赤金は必死に逃げ回り、スキを見つけては、水草に尾びれを引っ掛けて動かなくなる、そんな状態が続くのです。
それを見ていた私は、「赤金を何とかして助けなければならない。このままでは、弱って死んでしまう」そう考え、しばらく、ヤキモキしながら、そんな様子を眺めていました。
赤金が隠れて休むことが出来るようにと、赤金は入れるけど白金は入れないような管を水槽に入れても、赤金は見向きもしません。
「もう、これは、白金を川に放すしかない」
白金は、小1の長男が、赤金は年中の次男が金魚屋で選んだものです。
どちらも大切な金魚です。
「困った。」
家族会議の結果、「白金を川に放そう」という結論になりました。
そこで、ふと、思ったのです。
「それが本当の解決になるのだろうか・・・?」
「もしかしたら、しばらくすれば調和が訪れるのではないか?」
そこで、見ているのはとてもつらかったのですが、もうしばらく、そのままにして様子を見ることにしました。
そして、2日後、朝起きて水槽を見てみると、もう、白金は赤金を追い回さなくなっていました。
以前のように、仲良しの状態に戻っていたのです。
「良かった!」
長男も次男も悲しい思いをさせずに済みました。
これまでずっと世話をしてきたので、私も、赤金にも白金にも愛着があったので、ほんとに良かったと思いました。
この一連の流れの中で一時期、私は赤金を弱いもの、白金を強いものと決め付け、弱いものを守るために強いものを排除しようとしていたのです。
しかも一刻も早く赤金を死に瀕する状態から救いたいと、そんな思いに駆られてしまっていたのです。
そして、思いました。
「これが、俗に『モンスター・ペアレント』と呼ばれている状態の人の心境なのかもしれない・・・」
これが、モンスター化する一つの要因だと思われます。
金魚と人は違います。
人であれば、ただ放置するだけでなく、心を支えてあげることが出来ます。
支えてあげることが出来ず、大切に思っている人の能力も信じていなければ、「取り巻く障害を自分が取り除いてあげなければならない」という衝動に駆られてしまいます。
この2つが、自分がモンスター化してしまうことを防ぎ、また、自分を取り巻く様々な人(自分が守りたい大切な人も含めて)を苦しめてしまうことを回避することを手伝ってくれるはずです。
「飼っていました」というのは2匹にかかっていて、現在は、夏祭りの金魚すくいの結果、現在は4匹増えて、6匹になっています。
我が家では、赤くて丸い金魚を『赤金(あかきん)』、白い方を『白金(しろきん)』と呼んでいます。
まだ、金魚が2匹だった約2カ月前のことです。
赤金が尾腐され病という病気にかかってしまい、弱り切って瀕死の状態となってしまいました。
金魚が尾腐され病になった時は、薬を入れた別の水槽でしばらく薬浴させて原因となる細菌を死滅させるのが治療手順です。
4~5日の治療の後、赤金を元の水槽に戻した時に、事件は起こりました!
病気で弱り切った赤金を白金が追いかけまわすのです。
治療が済んだとはいえ、赤金の様子は、まだ、弱り切って瀕死の状態のように感じられました。
直ぐに、頭を水面の方に向け、腹ビレを水草の枝に引っ掛けて、動かなくなってしまいます。
今にも死にそうな感じです。
そんな赤金を、白金は追い回すのです。
相性が悪いと言われている丸金(まるきん)と和金(わきん)だったのですが、2年ほど前に金魚屋で買ってきて以来、2匹はいつも仲良く寄り添っていました。
しかし、赤金の病気を境に、そのような状態になってしまったのです。
白金は、赤金を追い回し、赤金のボロボロになった尾ヒレや背ビレを食いちぎります。
赤金は必死に逃げ回り、スキを見つけては、水草に尾びれを引っ掛けて動かなくなる、そんな状態が続くのです。
それを見ていた私は、「赤金を何とかして助けなければならない。このままでは、弱って死んでしまう」そう考え、しばらく、ヤキモキしながら、そんな様子を眺めていました。
赤金が隠れて休むことが出来るようにと、赤金は入れるけど白金は入れないような管を水槽に入れても、赤金は見向きもしません。
「もう、これは、白金を川に放すしかない」
白金は、小1の長男が、赤金は年中の次男が金魚屋で選んだものです。
どちらも大切な金魚です。
「困った。」
家族会議の結果、「白金を川に放そう」という結論になりました。
そこで、ふと、思ったのです。
「それが本当の解決になるのだろうか・・・?」
「もしかしたら、しばらくすれば調和が訪れるのではないか?」
そこで、見ているのはとてもつらかったのですが、もうしばらく、そのままにして様子を見ることにしました。
そして、2日後、朝起きて水槽を見てみると、もう、白金は赤金を追い回さなくなっていました。
以前のように、仲良しの状態に戻っていたのです。
「良かった!」
長男も次男も悲しい思いをさせずに済みました。
これまでずっと世話をしてきたので、私も、赤金にも白金にも愛着があったので、ほんとに良かったと思いました。
この一連の流れの中で一時期、私は赤金を弱いもの、白金を強いものと決め付け、弱いものを守るために強いものを排除しようとしていたのです。
しかも一刻も早く赤金を死に瀕する状態から救いたいと、そんな思いに駆られてしまっていたのです。
そして、思いました。
「これが、俗に『モンスター・ペアレント』と呼ばれている状態の人の心境なのかもしれない・・・」
まとめ
- 自分が大切に思っている人の能力を信じていないこと
これが、モンスター化する一つの要因だと思われます。
金魚と人は違います。
人であれば、ただ放置するだけでなく、心を支えてあげることが出来ます。
支えてあげることが出来ず、大切に思っている人の能力も信じていなければ、「取り巻く障害を自分が取り除いてあげなければならない」という衝動に駆られてしまいます。
- 自分の大切な人の能力を信じること
- 「自分の大切な人の心をどのようにしたら支えることが出来るのか」を知ること
この2つが、自分がモンスター化してしまうことを防ぎ、また、自分を取り巻く様々な人(自分が守りたい大切な人も含めて)を苦しめてしまうことを回避することを手伝ってくれるはずです。
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