新しい記事は新ブログに投稿しています。



2005年3月8日火曜日

子供を叱ってるの?それとも、怒ってるの??

小さな子供と長く過ごしていると、イライラすることもたくさんあると思います。

そんな中で、子供に対して、何かを強く要求している時、

「これは『しつけ』なの?、それとも、子供に自分の『イライラ』をぶつけているの?」

ということが分からなくなってしまっている自分に気付きました。


そんな時、最近、心がけていることを少し書きます。

「そんなこと、当たり前だよ!」なんて言われるかもしれないのですが・・・・。

子供を叱った後で、

1.「どうして怒られたかわかる?」と子供に問いかけます。
まだ小さいので全然説明にはなっていないのですが、何らかの文章を言い切ったと感じられるところまでゆっくり待って聴いてあげます。

次に

2.怒った理由を、小さな子供でもわかるように、5W1Hなど文章を省略したりせずに、丁寧に、客観的に話してあげます。
もし、自分が感情的に怒っていたとしたら、この説明のつじつまが合わなくなってしまうように感じています。また、説明が最後まで済んでいないのに、説明を途中で止めたいと感じるときも、要注意な気がします。

3.感情に任せていたことに気付いたら謝る
自分が、理不尽な要求や独りよがりの考えによる要求を押し付けていたことに途中で気付いたら、謝るようにしています。

今は、こんなやり方が良いのかもしれないと思っています。

(子育てって、常に、試行錯誤ですね(苦笑))


【補足:独りよがりな考え】

『独りよがりな考え』とは、自分の気持ちを、客観的なこととして相手に押し付けようと表現したものだということが出来るように思います。


《例》ソースをじゅうたんにこぼした子供を怒ること

それがいつもいつものことだったら、ついつい、「じゅうたんにソースをこぼしたらダメって言ってるでしょ!」と怒ってしまいそうに思うのですが、どうですか?

でも、ソースをじゅうたんにこぼすことは、客観的には悪いことではありません。


親としては、

●じゅうたんが汚れるのがイヤ

●後片付けをすることがわずらわしい

などということなのだろうと思います。


だから、正しく伝えるとしたら、

「じゅうたんが汚れるのは、お母さんが嫌だから、そうならないように協力して欲しいの」

と、親がなって欲しくない状態にならないように、協力の依頼をするのが本当の形のような気がします。


※ただ、『小さい子供には言葉がうまく伝わらない』という問題は残るのですが・・・(苦笑)

親の根気も大事ですが、別の場所での親のストレス発散もとても大切な事だと感じています。


0 件のコメント: