今回のメルマガは、かなり長文になってしまいました。
(バックナンバー:メルマガ「読むカウンセリング」(No.0012) 『楽』になっても良いんです)
各章の論理的なつながりは、うまくできていないかもしれませんが、読み終わったあと、心の中で各章の内容が何となく結びついて、ぼんやりと何かを感じて頂けることを願っています。
メルマガでは、「どっちにしても、『自分の中の嫌な気持ち』からは逃げられない」という論調で説明しました。
でも、正確に表現すると、『本当の気持ちから逃げられない』ということです。
本当の気持ち、そこには様々な感情(嬉しい、悲しい、寂しい、楽しい、つらい、苦しい・・・)が含まれます。メルマガではそんな感情に絞って説明したわけですが、そこには、自分の本当の望みも含まれています。
メルマガの例で言えば、「大勢の前で話す」ということに、何の興味も無いのなら、大勢の前で話そうが話すまいが、別に、どっちでも良いことです。
話さなくても、自分の気持ちは、サッパリしたものです。
しかし、そこに「大勢の前で話してみたい・・・」という望みが、例え僅かでもあるのなら、その自分の望みを大切に思い、それを叶えていこうとするということも、自分の気持ちから逃げないことになります。
そんな時、自分の中に生じたネガティブな感情や感覚を、自分自身が優しく受けとめ癒やすことができれば、きっと、願いを大切にし続けることにつながるだろうと思います。
結局のところ、私たちが『逃げる』ということを意識した時に
■目の前の課題から逃げる
と思っていたことは、直接の動機としては
■嫌な気持ちから逃げる
ということではあるのですが、その構図を全体を眺めた時に
■自分の願いから逃げる
ということになっているのだろうと思います。
そんな構造的なところからで身に着いた習慣や感覚によって、『心が楽になる』という一番手に入れたいことの実現を目前にすると、そこから逃げたくなる感じが生じてしまうのかもしれません。
「楽になるって、逃げることにはなりませんか?」という質問の意味は、そういうことではないかと思います。
願いが叶っても良いんです!
願いが叶う事に臆病にならず、次々に、願いを叶えていきましょう!
例えば、「いつか、きっと、海外旅行をしよう」と夢見ているとしたら、とりあえず言ってしまえば良いのです。
その気になれば、案外、簡単に実現することは多いということが体験で理解できると思います。
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