テレビ朝日で、毎週日曜日の夜23:00から『霊能力者 小田霧響子の嘘』というドラマをやっています。
ドラマをぱっと見た雰囲気は、オチャラケていて、「敬遠する人は多いかも・・・」と感じるところもあるのですが、個人的には超オススメです。
演出や演技のあたりには目をつぶって、「どのようなテーマをどのように扱っているのか」というところを見てみてください。
ドラマのパターンを簡単に書くと、
- 何らかの問題が発生する
- 一見、悪人として責められそうな位置づけの人がいる
- 主人公は、その人を取り巻く背景や事情を一生懸命に理解しようとする
- 最後は、誰も責めず、誰も傷付けることなく、問題を解決する
そんな感じです。
「一見、悪人とみえてしまう人を責める」という反応、
これが、自分の中にも、他人の中にもあります。
そして、
この責める気持ちは、他人に対してだけでなく、自分に対しても向います。
その「一見、悪人に見える」部分を責める心の反応が生じる割合は、人によりマチマチですが。
この割合が大きくなると、
自分の心を
苦しめ、
他人の心を
苦しめる確率も大きくなっていきます。
このドラマを見ると、社会の常識に縛られて、ものごとの良し悪しや善悪を決めてしまいがちな人は、ものごとの本質を見抜けるようになるためのヒントをつかめるかもしれませんよ。
■最後に心を理解するときのポイントを・・・
- なぜ、一見、悪人に見えてしまうのか?
- (自分や他人を、)悪人と思わなければ、(自分や他人を、)責めることはない
- 事情を理解できれば、人(自分も他人も)の心は救われる
そんな感じです・・・
私は読んでいませんが、原作のコミックがあるようです。